戸建て住宅の土地購入・土地探しの手順とポイント|上手な土地の探し方

理想の家を建てるためには土地探しも重要になってきます。
建物は建替えが可能ですが、土地は一度買ってしまうと場所を変えたり形を変えたりすることはできません。
土地を買ってから後悔しないためにも、土地探しの進め方とポイントを理解しておきましょう。

土地探し・土地選びの手順

土地探しを始めようと思っても、何から手を付けていいのかよくわからない人も多いのではないでしょうか?
まずは土地探しの手順を見ていきましょう。

1.土地購入の予算を把握する

まずは土地購入にいくら掛けることができるかを把握しておきましょう。
家を建てるために見込んでいる予算の内でいくらまでを土地に使って良いかを見極めておく必要があります。
土地購入の予算には仲介料(土地価格の3%+6万円)も見込んでおく必要があります。

2.必要な敷地の広さを考えておく

建てたいと思う住宅の広さによって、必要な敷地の面積も変わってきます。
更に用途地域などによって、敷地に建てられる建物の大きさが変わってきます。
土地は広ければ価格も当然高くなります。
予算内で納めるためにも、自分の建てたい住宅のためにはどれだけの広さの土地が必要になるかは把握しておきたいですね。

3.住みたい地域を絞り込む

どの地域に住みたいかも土地選びの重要な要素になります。
昔から憧れていた地域や会社に近い、駅に近いなど、どこに住みたいかは人それぞれ違ってきます。
子供の学校や通勤などの諸条件を整理して、どの地域に住みたいかを明確にしましょう。

土地探しの第1段階はどんな土地が必要かを整理することです。
予算・広さ・形状・地域のバランスを考えながら選んでいく必要があります。
まずは、事前に諸条件をまとめてから不動産業者に行くと、理想の土地が見つかりやすくなります。

土地探しはネットか不動産業者どちらが良いのか

土地探しの不動産業者

土地を探す場合、どの媒体で探すのが効率的なのかを考えてみましょう。

土地を探す方法として一般的なのが

  • インターネットで探す
  • 不動産情報雑誌で探す
  • 不動産業者で探す

ではないでしょうか。

この中で、最も手軽なのがインターネットで探す方法です。
SUUMOやHOME’Sなどの不動産情報サイトでは、非常に沢山の情報が掲載されています。
営業の方に気を使うことなく自分で検索して見つけられるので気軽で安心です。

その次が不動産情報雑誌です。
こちらは、ネットでの情報が充実してきていることもあり、敢えて雑誌で土地探しをする必要性は少なくなってきているようです。

ネットや雑誌はお手軽なので、自分が住みたい地域の相場観を掴むためには大変役に立ちます。
しかし、ネットなどには掲載されない「非公開物件」と言われる物件があります。
これは、売り主の事情で広告掲載して欲しくない場合や、条件が良いためネットん出回る前に売れてしまうような物件です。
ある不動産屋に聞いてみると、この非公開物件というのはかなり多いらしく、地域によっては30%くらいは非公開物件になっていたりするようです。

そうなると活用したいのが不動産業者です。
地域に密着した不動産業者ならではの情報の濃さもあり、住みたい地域が決まっている場合は、不動産業者に条件等を伝えておき、条件にあった物件が出てきたら教えてもらうように依頼しておくと良いでしょう。

最近は、優良不動産業者への一括依頼というサービスもあります。
不動産業者も情報量にはばらつきがあります。
非公開物件も含めた、できるだけ多くの情報を見てみたい場合には有効な手段です。

不動産情報一括依頼サービスはこちら

土地探しを依頼する不動産業者の選び方

土地探しをするにあたって欠かせない不動産業者ですが、どこの不動産業者が良いのかもわからないのではないでしょうか。
そんな不動産業者が信頼できるかどうかを見分ける方法の一つとして「宅地建物取引業者の免許番号」を活用する方法があります。
この番号で支店の有無や営業年数がわかります。

複数の都道府県に事務所がある場合は
国土交通省(○)第△△△△号
一つの都道府県だけに事務所がある場合は
都道府県知事(○)第△△△△号
となります。
(○)が更新回数となりますが、更新は5年毎なので(3)であれば10年以上営業している事がわかります。(平成8年度末までは3年毎)

また、行政処分の履歴も国土交通省のホームページで確認することができます

国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業者>

このような情報を事前に確認してから不動産業者に相談を掛けると、怪しい業者に当たる確率は少なくなります。
しかし、実際は担当する人の力量で大きく変わってしまいます。
どんなに評判の良い不動産業者であっても、担当者が信用出来ないようであれば迷うことなく会社を変えるか、担当者を変えてもらったほうが良いでしょう。


理想の家を建てるためにまず必要になる敷地。
そんな大事な土地探しの簡単な手順と相談する不動産業者の選び方を見ていきました。
実際に良い土地を選ぶためには、もっとたくさんのことを考えておかなくてはなりません。その辺りについてはこの後詳しく解説していきたいと思います。

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